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株式会社田中俊行建築空間設計事務所は、用途・規模・構造を問わず、あらゆる建築作品を設計する事務所です。

コラム 2004年

4月5日

 この度、㈱田中俊行建築空間設計事務所のHPを開設することができました。このHPから皆様へ会社の状況等を報告する、または皆様から御指導を頂戴する手段として有効に活用できればと願っております。


4月28日

 鋼材の単価が高騰し、鉄骨造で計画していた住宅を木造に計画変更する物件まで出てきました。御施主様にとっては残念なことなのですが、社会現象となった今、仕方がないとしか言いようがありません。これで景気回復へとつながれば良いのですが…。


5月18日

 5月16日で会社設立から1年となりました。最初の年なので、それなりに思う事も多く、力を合わせて仕事をしてきたスタッフ達と夜遅くまでお酒を飲んでしまいました。最後は「来年もこの会が催されますように」と冗談半分に言っていたスタッフもおりましたが、おそらくこの会社のチームワークと各スタッフの努力を見れば、そうそう潰れる会社ではないなと確信できました。同時にスタッフに恵まれた事に感謝する次第です。


5月24日(西岡)

 本日より浅野邸の新築工事の為、既存の家屋の解体工事が始まりました。お施主様のお宅にお邪魔する度に、柱に刻まれたお子さん達の成長の過程を目にし、その家族、その家の、時間を感じました。その時を大切にし、これからの時間を刻んで頂けるよう誠実な監理をし、ご家族に新しい息吹を吹き込んでいただけるよう努力します。


6月3日(徳長)

 パチンコ屋さんの改装設計をしていますが、御施主様が一番気にしているのは金額ではなく工期なので、その工期に合わせる設計をせねばならない事に苦労しております。何度も打合せをしながら、工期が詰められるディテールへと変更し、今の段階で30日から16日間の工期に短縮できました。通常1カ月かかる工事が半分となり、監理をする時には目が回る程忙しいのではと心配になります。


6月8日(西岡)

 「春日部共栄中学棟」の現場定例打合せの参加者を見て、一目瞭然だったのが皆さんの真剣な眼差しです。社長から毎日のように言われていた「建物のために…建物だけの事を考えていれば自ずと答えは出る。」という言葉の意味の本質に、やっと近づけた気がします。そして個人的な感想なのですが、完成する前から建物が生きているように感じました。私は常々、建築は生き物であって欲しいと思っています。起こる問題に全員で取り組み、少しずつこの建物をカタチにしていくエネルギーが、その建物の生命力になると感じました。


6月14日(山内)

 SY邸の改修工事が始まります。そんなに大きな工事ではないのですが、ファサードの改修工事なので、意匠的にも気を遣います。何度も社内で打合せをし、御施主様にプレゼンをした結果、一つの解が見つかりました。どんな小さな仕事でも全力を尽くすよう指示されておりますが、なかなか自分の案というのは通らないものです。


6月21日

 本日より、黒川事務所時代に一緒に仕事をしていた川崎氏が田中設計で仕事をしてくれることになりました。所員一同、非常に喜んで迎えた訳ですが、田中だけは特別な思いがあります。黒川設計に所属していた頃、黒川先生を始め色々な方々からお世話になり、現在このように田中設計を営んでおりますが、田中が大阪府警の監理をしていた時の仲間として所属していたのが川崎氏でした。川崎氏だけではなく、現場監理事務所の殆どの方々に良くしていただいたその当時の出来事を、一つ一つ思い出し感謝する次第です。おそらく、最も田中を人間として成長させてくれた現場だったと思います。このような過去を公開する事を普通の建築家は拒むかもしれませんが、あえて次回から数回に分けてその当時の人々との関わりを紹介させていただきたいと思います。


6月28日

 前回の続きですが、川崎氏と机を並べて座っていた伊吹さんという方が、また特別な人でした。仕事帰りにどれくらい一緒にお酒を飲んだかは検討もつきませんが、お酒を飲みながら現場の納め方、ゼネコンとの付き合い方等、真面目な話も多くしました。当然そのような場で真面目な話をするのは一割程度でしたから、クダラナイ世間話がその殆どを占めた訳ですが、面白いくらい待つ事と曲がった事の嫌いな「オイチャン」でした。ゼネコン側の事を良く知っている人で、真の設計・監理者になるようかなり鍛えられたと思います。田中が現在、純粋にゼネコンと現場を進められるのは、彼のおかげであり、建築家としての正しい人格作りに関し、最もサポートしてくれた方だと思います。


7月8日

 一般的に、設計事務所の所員は先生の下で修行をする訳で、給料は低く毎日の生活に苦労をしています。大阪でも同じような状況の中、監理をしていましたが、その環境に非常に助けられました。それは事務のオバサマ達のおかげでしたが、自ら田中の「大阪の母」と称する程、本当にお世話になりました。細かく書くと田中がいかに貧しい生活をしていたかのバカバカしい話になってしまうのでこれくらいにしますが、二人の明るさとオバサマ特有のズウズウシサで監理事務所には何時も笑いが絶えませんでした。藤原さん、小田原さん、大阪の母は何時でも何処でも若く、美しくおかわりないよう祈っております。


7月12日

 大阪の現場で一番苦労した事は、大阪弁に対する対応でした。父が関西の出身だったので、そんなに会話に困ることは無いと思っていたのですが、○なのか×なのかがさっぱりわかりませんでした。言葉で○と言っても×を意味していたり、またその逆も経験しました。そんな悩みを抱えている田中を助けてくれたのは桜木さんという方でした。書類、議事録をしっかり取る人で、仕事を完璧にこなす人です。「田中さんがやれというんやから、やりぃや!」と何度も聞いた気がします。彼は竣工後、六本木の大きなプロジェクトの監理をしに東京へ来たので、何度も近くの焼鳥屋さんでその頃の話をしながら飲みました。違う世界の人のような人相と言葉遣いなのですが、彼の優しさ、心の広さは絶大なモノでした。


7月20日

 現場にはムードメーカーと呼ばれる人が必ずいるものです。彼がこのHPを見ていれば何で自分が登場しないのかごねていたことでしょう。何日も一緒に徹夜した方で、仕事ができない訳ではないのですが、それ以上に遊びの段取りのプロでした。そして場を盛り上げる事に関しては天下一品でした。大阪城での花見や、ある浜へ泊りがけで行った時にも、必ず何かをしてくれる人でした。何をしたかは公開できませんが…。彼の奥様は人柄が良く、女性の鏡と言えるような人でした。子供達はワンパクで良い子に育っているのですが、唯一心配なのが、娘の顔がお父さんに似てしまいそうなのです。佐々木さん、これを読んでも気を悪くしないで下さい。


7月26日

 森本さんを紹介するのは失礼かと思い、後回しにしてしまいましたが、なにしろ仕事のできる人でした。田中の刃物のような性格を多少丸くしてくれたのも森本さんですし、突っ走る田中を遠くから見守ってくれたのも彼でした。伊吹さんは今ニヤリとしているでしょうね。現場が終わって車で送って頂いた別れ際、涙が出そうで森本さんの目を見て挨拶できなかった事を後悔しております。何時かお会いできる機会があれば改めてお礼を言いたいと思います。奥様と息吹ちゃんにも。
 監理事務所の話は今回で終わりにしようと思います。本当は監理協会の福井所長始め、監理事務所のドンであった永田さん、現場で最も汗をかいて働いた大浦さんの事を伝えたかったのですが、立場上問題があると思いますので、お礼のみとさせていただきます。でも一言だけ、田中が唯一私事でどうにもならなくなった事がありました。その時、田中を励まし助けてくれた永田さんとのあの場面は一生忘れません。ありがとうございました。


8月2日(徳長)

 今から3週間前、約1立方メートルの発泡スチロールのカタマリが事務所のバルコニーに届きました。社長から「これで水鉢の原寸模型を作る!」と言われましたので、毎日酷暑の中、事務所のバルコニーで「削る・磨く・塗る」という作業を繰り返しました。そして、先週末ようやく「水鉢の模型」が完成~今日トラックで運搬されることになりました。なぜかお嫁さんに出すような寂しい気分です。これから石で実物を作る作業に入りますが、おそらくその作業も手伝う事になりそうです。楽しみに待とうと思います。


8月23日

 休日も無く、夜遅くまで働いてくれる所員の為に、2週間以上の長い夏期休暇を設けたのですが、事務所が完全に休暇だった日は土日も含め一日もありませんでした。電話が少ない分、普段後回しにしていた仕事を、集中して行う事ができ、田中としては有意義だったのですが、それに付き合わされる所員にはカワイソウな事をしました。次の長期休暇への反省点としたいと思います。


8月30日(西岡)

 三輪邸改修工事の棚を制作する事になりました。御施主様希望の造作家具を私が制作するという内容です。予算上、本工事に含まれていた壁面への造作棚を省く事になっていたのですが、どうしてもと御施主様が希望されたので本工事とは別で、私が作らせて頂く事になりました。建築に比べればとても小さなものですが、御施主様の手に触れ、いつも利用して頂くものですので、精魂込めて制作したいと思います。又、御施主様が喜んでくれる姿を想像すると、更にワクワクしてきます。


9月6日

 以前、「光源氏の家」というデザインコンペがありました。参加したいと思いながらも、忙しくて参加できなかったのですが、自分の頭の中では一つの案が出来上がっていました。先日の大阪出張の際、偶然にも場所とボリュームがピタリと合ったプロジェクトに出会う事ができました。実現できる作品となるかはまだ分かりませんが、今週末の提出期限まで全力を尽くしたいと思います。


9月13日(徳長)

 「光源氏の家」のプレゼン資料を昨日までにまとめ、次は店舗と事務所の打合せ資料作りです。来週の「秋期休暇」まで時間がないので、集中して完璧な資料を作ろうと思います~社長が「夏期休暇」について反省していたようなので、今度はしっかり休むつもりです♪


9月18日

 高校生の頃から建築家として生きる事を決めていたのですが、大学の研究室・黒川事務所を渡り歩き、30歳にして2度目の独立をしました。会社を設立し、社会からも認められた事務所となりましたが「どうしてこんなに急がなければならなかったのか?」と胃カメラを飲みながら考えました。勿論サラリーマン社会に耐えられない性格という事もありますが、自分で創りたいモノや思想が頭から溢れるほどあるのにも関わらず、誰かの下に何時までも居たのでは、脳ミソが次第に腐ってしまいそうで我慢ができなくなったのが大きな理由です。
 現在のworks にて、プロジェクトが完了しても写真をほとんど掲載していない理由は、今最も力を注いでいるプロジェクトを皆様に最初に見せたいと思うからです。この作品を田中設計の原点として、歩んでいきたいと考えております。春日部共栄中学校は、非常に難易度の高い現場です。何処にも力の抜きどころが無い現場泣かせの作品である事は間違いないでしょう。厳しい工事費・工程・監理かもしれませんが、何とかハイツクバッテでもこの作品を実現できるよう、現場職員全員のご協力と努力を願います。


9月20日

 前回のコラムで、現場代理人について考えました。田北さんという父親のような所長がいました。仕事に関しては厳しかったようですが、現場の中で畑を耕し、エプロンをして皆に食事を振舞い、現場職員を家族のように思っている方でした。彼の場合は作る建築一つ一つに家族を残しているようでした。「そんなこと誰でもできる」と言うのは簡単です。工期が厳しくなっても、お金の件で苦労をしても、若僧の監理者から文句を言われても顔色一つ変えることなく、何時でも自分の城に自信を持っていました。立場が違うとはいえ、今の私にはとても真似のできない事です。将来彼のような大きな人間になりたいと思います。


9月28日(徳長)

 社長と共に茨城の真壁で、水鉢の石の加工をしています。「墨出し」「カッター入れ」「ノミで彫る」の繰り返しの作業ですが、一つ一つの作業がそのまますぐに形として出てきてしまうので、線を一本ひくのにも緊張します。でも、段々と形が表れてくるので、「モノを作る」という行為に直面している感じが実感できます。あと何週間かで完成する予定ですが、毎週末楽しみです。


10月4日

 水鉢制作で部分的に詳細を検討するようになってきました。どこまでできるのかをアシスタントの石職人と協議し、やっと全体像が見えてきました。非常に美しい形が創造できるようになりました。勿論石職人の腕によって、可否の判断をするのですが、田中の注文に「No」とは一度も言われていません。彼にも職人のメンツがあるのでしょうが、この水鉢に、彼が気持ちを込めてくれて嬉しく思います。まるで所員のように田中の右腕となって作業してくれる彼は、また別の機会にでも仕事がしたいと思える程のすばらしい職人です。


10月12日(西岡)

 最近特に、社長の体調が気になります。火曜日は一日中、春日部の現場に行き、土曜日は朝早くから茨城で水鉢制作を行っています(このスケジュールは、あくまでもほんの一部ですが…)。全てが日帰りですので、肉体労働と言っても過言ではないと思いますが、そのような社長の行動が現場にも浸透しているように感じられます。来週火曜日のコンクリート打放し検査に私も同席しますが、早くあの屋根を見たいと思っています。
 私も現在、浅野邸の監理を担当しているのですが、先週末に中間検査を行い、竣工に向けて現場監督や職人さん達に力を注いでもらっている最中です。早く完成させたい気持ちも正直ありますが、まだまだ気を抜く訳にはいきません。竣工に向けて、今以上にじっくり頑張っていきたいと思っています。


10月20日

 昨晩、伊吹さんと宮崎さんという方とお酒を飲んでいる夢を見ました。焼酎のお湯割りを作るのに、焼酎とお湯のどちらを先に入れるのか長々と討論をしていました。正しい入れ方はどちらでも良いのですが、宮崎さん曰く「焼酎がお湯に溶け込んで落ちてゆく美しいプロセスが大事」だそうです。実際はそんな現象を見ずに飲んでいるから笑えるのですが、良く考えてみると建築でも同様の事が言えます。例えばコンクリートを流し込む時には、どのようにポンプ車を配置し、どの手順で流し、バイブレーターをかければ綺麗な打ち放しに仕上がる等々…夢を通じて宮崎さんから、努力を怠らないよう喝を入れられたように感じました。
 それともお湯割のできあがるプロセスを見れる、精神的余裕も必要と言いたかったのでしょうか…。


10月25日

 中学校の現場見学会を行いました。来年から使用する中学生を中心に行ったのですが、大きいヘルメットをかぶり、皆が目を輝かせて私の説明を聞いてくれました。現場代理人の片岡所長にお願いして、屋根にも上らせてもらいましたが、大きく羽ばたく屋根を目の当たりにして、拍手喝采が起こる程感動してくれました。まだ躯体工事が完了した程度の建築ですが、校舎の完成した姿を各自が想像してくれました。竣工後もこの建築が教材となれるよう願っております。


11月3日

 昨晩、野球をしていた頃の友人から突然電話がありました。どうやら3人で飲んでいたようですが、プロ野球選手、公務員、ラーメン屋の店主と皆様々な仕事をしているようでした。彼らと電話で話しをしているうちに相変わらずな雰囲気が感じられ、何とも表現し難い嬉しい気持ちになりました。しかし球友の中で既に2人も亡くなっている事を聞き、改めて命の尊さを考えさせられました。
 浅野邸の工事が大詰めとなり、共栄中学の現場も仕上げ工事と、現場特有のバタバタ感が事務所内にも浸透してきました。今月中に浅野邸、水鉢制作、某化粧品店、F社の業務が一気に終了する予定です。「年末はゆっくり」とも思いましたが、「師走」らしく住宅のコンペに参加して今年一年を締める予定です。現在我社は「もみじ休暇」中なのですが…。


11月10日

 今の季節、窓を開けて仕事をするのに心地よさを感じています。何処からか工事をする音も聞こえ、カッター、カップかけの音を懐かしく思いました。水鉢が完成し、しばらくあの職人さんともお別れですが、ここから聞こえてくるカッターの音がどうしても音痴に感じてしまいます。水鉢の職人さんは技術があるだけに楽しそうでしたし、カッターの音もリズミカルでした。今はこの音源を発している職人さんに、休んでばかりいないでもう少し集中して技術を磨いて欲しいと願ってしまいます。


11月15日

 何時もコラムを書くときにはなるべく明るい話題をと考えているのですが、今回だけは御勘弁願います。あるプロジェクトで非常に苦しい思いをしました。「どうしても建てたい」と思ったにも関わらず、非常にクダラナイ理由で、ゼネコンから見積協力してもらえず、今まで寝ないで作業した日々とその努力が水の泡となりました。会社の経費や他のプロジェクトへの影響等、全てを投げ出して没頭していた結果が、本当にクダラナイ理由で…。この作品が世に出ることがなくなりました。仕方がないと諦めるのは容易ですが、本当に建築界がこのままで良いのか疑問です。国会の構造改革も必要ですが、それ以上に建築界の構造改革が先に必要なのではないでしょうか。


11月22日

 「現在設計中」の住宅プロジェクトが2件あります。このプロジェクトに関しては、かなりのんびりしたペースで進めております。あと2年くらいかかるかもしれません。私も気長に待っている事が多く、「我々の提出した絵を穴が開くほど眺めているのでは…」と感じてしまいます。施主から突然連絡があり、「駐車スペースをこうしたらもう一台入るのでは?」という質疑があったりしますが、その車が自分の乗っている車とスケールの違う車だったり扉が開けられなかったりと、大抵却下されます。彼らも田中もこのやり取りを楽しんでいます。レイアウトだけではなく、予算や各室面積等、一生に一度の大きな買い物ですから、時間をかけて納得のいく理想の自邸を実現して欲しいと思います。


11月29日

 「浅野邸」の役所・監理検査が終了し、いよいよ住宅のコンペがスタートします。住宅のコンペは初めての経験なので多少の不安もありますが、良い作品を提案できるよう努力しようと思います。今までの住宅の設計では、御施主さんと話し合いを重ねながらコンセプト、内外装を決めていたのですが、コンペでは相談もできずにライフスタイルシートが渡されての勝負になります。
 正直、「本当に良いのか?」と思うところはありますが、御施主さんに一度お会いした時の表情や話し方等から想像し、彼等の希望するであろう作品を創っていこうと思います。


12月6日

 先日、水鉢の写真撮影が行われました。写真家の大橋富夫様に撮影していただいたのですが、美しいというだけではなく、コンセプトである「生命の誕生」に配慮していただき、本当に生命が誕生していくような生きた写真に驚かされました。年明けに公開しますので楽しみにお待ち下さい。また水鉢に懲りず、現在も5点石の彫刻をしています。毎週土曜日の作業となりますが、アシスタントの二人と集中して制作にあたろうと思います。


12月13日

 今年の業務は22日までとなっております。田中以外は、このまま何もなければ23日から休暇に入れると思います。集中して行いたい業務がありますので、この長い休暇を有効に使おうと思います。先日、大阪でお世話になったある人から仕事の依頼がありました。小さい仕事のようですが、以前住んでいた芦屋の物件らしいので、快く請負う返事をさせていただきました。芦屋と言えば寄らねばならない場所があり、楽しみも増えました。


12月20日

 先週の土曜日に講演会で話をしました。慣れない事をして結構疲れましたが、話をするのは文章を書くよりも大変でした。政治家が暴言を吐いてメディアから叩かれる話をよく聞きますが、田中もそうなるであろう発言をしてしまったのでは…と、後悔する部分もあったように思います。人にモノを伝える難しさを改めて実感しました。壇上に上がり、最前列の人が口を開けて寝ているのをみて、ちょっと刺激的な話をすべきかと思ったのが間違いでした。


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